大掃除で見つかる不要アイテムの「資産価値」は10万円!? フリマアプリ上で人気なブランドの取引単価も発表:大掃除で思わぬ収入も
大掃除で見つかる不用品に、意外な「資産価値」があるようだ。ラクマが調査したところ、ファッションアイテムのうち、大掃除で最も多く見つかる不要アイテムは「Tシャツ」だった。人気ブランドアイテムの平均取引単価も発表した。
楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」は12月26日、「不要なファッションアイテム」に関する調査結果を発表した。また、有名ファッションブランドアイテムの取引単価も公開した。
調査によると、2019年末に大掃除をする人の割合は全体の59.7%。「未定」(27.1%)と合わせると、8割以上の人が大掃除をする可能性がある。
「実施する」「未定」と答えた人に、大掃除で見つかる不要なファッションアイテムの数を聞いたところ、男性の平均が12.0点、女性の平均が18.7点だった。カテゴリーごとに見ると、男女ともに「Tシャツ」が最も多く、男性の平均は2.3点、女性の平均は2.6点だった。
カテゴリーごとの不要なファッションアイテム数と、ラクマ上の平均取引単価を掛け合わせた「不用品の資産価値」も発表。男性は10万7859円、女性は6万6574円と、平均点数が少ない男性の方が資産価値が高い結果となった。
ラクマ上で取引数の多い「UNIQLO」「ZARA」「NIKE」「adidas」のアイテム別平均取引単価も発表した。男性、女性とも最も高い単価だったのはNIKEの「ジャケット・アウター」。男性は2万5000円、女性は1万7999円だった。「Tシャツ」の単価が最も高かったのは、男性がNIKEで3000円。女性はadidasで1250円だった。
調査は11月22〜23日の期間で、ラクマユーザー4265人を対象に、インターネット上で行った。取引単価については、1月1〜31日を対象期間とした。
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