コラム
東京メトロ銀座線、渋谷駅の初リニューアルに伴い12月28日〜20年1月2日に一部区間で終日運休 どんな工事でどう変わる?:JR、私鉄各線で振り替え輸送も(2/2 ページ)
12月28日〜2020年1月2日の6日間、銀座線が一部区間で運休を行う。「銀座駅〜表参道駅」「青山一丁目駅〜溜池山王駅」の両区間で終日運休する。銀座線渋谷駅のリニューアルによるもので、同駅のリニューアルは1938年のオープン以来初。リニューアルに備え、過去2回の工事を行ってきたが、今回の工事で駅はどのように変わるのか。
今回はどんな工事を実施するのか
3回目となる今回は、線路の切り替えだけでなく、新ホームの設置も行う。具体的には、前半の3日間で線路を撤去、移設。後半の3日間で、駅構造を作り上げていくという。
ホームの設置については、現行の線路を撤去した箇所に鉄骨を組み立てる。そして、コンクリートを敷き並べて作り上げていく。ピークは12月31日を想定している。なお、状況によっては1月4日まで長引く可能性も考慮しているという。その場合は、4日の始発から駅舎をオープンする。オープン後も、20年度内にホームドアの設置や多機能トイレ、エレベーターの整備を行っていくという。
駅周辺の再開発など変遷の激しい渋谷で、80年以上も原型を保ってきた銀座線渋谷駅。今回のリニューアルで、渋谷の街はどう変わっていくのだろうか。
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