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100円「タピオカ」の次は100円「ばすCHEESE」 後発に徹するローソンストア100の潔さ:狙うはレイトマジョリティー(1/2 ページ)
ローソンストア100がバスクチーズケーキ「ばすCHEESE(チーズ)」を発売する。タピオカ同様、十分に行き渡ってから後追いする。潔い戦略を採用する理由とは?
ローソンストア100は1月22日、バスクチーズケーキをイメージした「ばすCHEESE(チーズ)」(税別100円)を全国の店舗で発売する。
バスクチーズケーキは、スペインのバスク地方発祥のチーズケーキ。2019年3月にローソンが「バスチー」を発売したことで大きく注目され、大ヒット商品として話題になった。ローソンストア100は、話題のスイーツをより気軽に多くのお客に楽しんでもらいたいと考え、ばすCHEESEの商品開発を決めた。約3カ月の試行錯誤を経て完成したという。
ばすCHEESEは、本場のバスクチーズケーキと同様、焼き色をしっかりと付けつつ、滑らかな食感に仕上がる「直火焼製法」で製造している。食べ進めても最後まで飽きのこない味わいに仕上げたという。また、リピート買いを促すため、サイズはやや小ぶりにした。約200キロカロリーとやや控えめに仕上げたのはそのためだ。
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