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橋下徹が実践してきた「部下の動かし方」 会議は「獲得目標の設定」を、評価は「見える化」を徹底せよ橋下徹“異端”の仕事術【5】(5/5 ページ)

大阪府庁、大阪市庁という巨大組織を率いたリーダー、橋下徹の仕事術をお届けする。組織を変革し、停滞の一途をたどっていた大阪を、圧倒的な実行力で立て直してきた橋下の働き方についての考え方に迫る。第5回目は、橋下が実践してきた「部下の動かし方」を中心に、会議や評価の効果的な実施方法を聞いた。

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部下に「一歩先の目標」を示せ

 ですから、部下を評価するための基準作りにおいて、段階分けの目標を設定する際には、「部下は自分と同じようにはできない」という意識で部下の目線に立つことが重要です。自分では一段一段、丁寧に目標に段階を設けたつもりでも、部下には二段飛び、三段飛びの目標に感じられるかもしれません。

 ときには部下に苛立(いらだ)つこともあるかもしれませんが、常にその部下が「頑張れば到達できる一歩先の目標」を示すことが、部下ひとりひとりのやる気と行動を呼び起こし、成長を促します。それが組織の力を底上げし、ひいては上司やリーダーであるあなた自身の商品価値を高めることにつながるのです。

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部下に「一歩先の目標」を示すことが組織の力を底上げし、ひいては上司やリーダーの商品価値を高めることにつながる
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