調査リポート
54.3%の人が「行かない」 派遣先の同僚とランチ
派遣メディアを運営するTAG STUDIOは、派遣社員を対象にした「派遣先の人間関係」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
派遣メディアを運営するTAG STUDIOは、派遣社員を対象にした「派遣先の人間関係」に関する調査を実施し、その結果を発表した。派遣先の同僚とランチに行くことはありますか? という質問に対し、54.3%の人が「行かない」と回答。「たまにある」と「ときどきある」を合わせると35.6%、「よくある」は10.1%。ほとんどの人が、派遣先の人と頻繁にランチに行かないことが明らかにになった。
「行かない」と答えた人を男女別にみると、男性60.0%に対し、女性は52.6%。「よくある」は男性5.0%に対し、女性は11.7%。男性のほうが同僚とのランチには消極的な姿勢がうかがえた。
派遣先の同僚とランチに行くことが「よくある」と答えた人を職種別にみると、「エンジニア/技術」が最も多く、次いで「オフィスワーク/事務」「営業/販売」「医療/介護/福祉」「製造/軽作業」と続いた。「エンジニアの間では、会社によっては、ランチで技術の情報共有をするという文化があり、それの現れかもしれない」(TAG STUDIO)
インターネットを使った調査で、全国の派遣社員523人が回答した。調査期間は2019年12月17日から19日まで。
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