ニュース
楽天証券、2月の口座開設数が業界最多の10万超 新規が加速
楽天証券の新規口座開設数が加速している。19年の新規口座開設数は約75万。20年2月は単月で10万を越えた。楽天経済圏の強みを生かした。
楽天証券は3月4日、2月の新規口座開設数が10万5940口座となり、過去最高を更新したと発表した。楽天証券の口座数は2019年末時点で376万口座。
「通常、1月は口座開設が増えて末には減っていく。20年は1月の後半になっても口座開設がどんどん伸びている状況」(楽天証券)
2019年は年間の新規の口座開設数が約75万となっており、主要ネット証券の中で最多だった。昨今は、楽天ポイントや楽天カードとの連携を進めており、2019年10月からは楽天スーパーポイントでの国内株式購入も可能になった。「楽天経済圏の強みを最大限に生かした」(楽天証券)結果、利用者の急拡大につながった。
関連記事
- SBI証券の口座数が500万突破 野村に迫る
SBI証券は2月26日、証券総合口座数が500万を突破したと発表した。ネット証券の中で最多であり、531万口座の最大手野村證券に迫る。 - 積み立てだけでなく取り崩しも自動化 楽天証券が始めた投信定期売却機能の狙い
資産の構築のために定期的にお金を投資に回す、いわゆる積み立て投資の考え方は、かなり一般に普及してきた。一方で、形成した資産をどう使うかの話はまだほとんど聞かない。楽天証券が始めた投信定期売却機能は、自動的に資産を売却して取り崩す、積み立ての逆を行う機能だ。 - 楽天の「ポイント運用」サービス 利用者100万人突破
楽天と楽天証券は2月5日、楽天のポイントプログラム「楽天スーパーポイント」を利用して投資の疑似体験ができる「ポイント運用 by 楽天PointClub」のユーザー数が100万人を突破したと発表した。 - 手数料ゼロ化を準備中 楽天証券の楠社長
「米国では株の手数料はゼロになってしまった。この大きな流れは止められない。我々も準備をしている。売上全体の4分の1が手数料だが、これをいきなりゼロにすると赤字になってしまう。代替策を考えながら準備していく」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.