2015年7月27日以前の記事
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マクドナルドに何が? 4月の客数は“減少”でも客単価が“大幅増”大手外食チェーンはほとんど苦戦(2/2 ページ)

4月は新型コロナの影響で多くの外食チェーンが苦戦した。マクドナルドの既存店客数は減少したが、既存店客単価は大幅増だった。その背景とは?

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お客の利便性向上に取り組んできた

 広報担当者によると、注文から決済までをスマートフォンアプリで事前に行える「モバイルオーダー」が1月末に全国の店舗に導入されており、4月にはこのサービスを利用したお客も多かったという。また、マックデリバリーやウーバーイーツなどのデリバリーサービスを実施しているのは約780店舗まで増えている。こういった利便性を向上する取り組みを進めたことも、まとめ買いを後押ししたのではないだろうか。

 4月の業績が好調だったその他の要因には、期間限定商品の「サムライマック」や「マックシェイクプッチンプリン」のヒットもあったという。

 コロナ禍への思わぬ“耐性”を見せたマクドナルドだが、緊急事態宣言が延長された5月の業績はどうなるのだろうか。


好調だったサムライマック(出所:マクドナルド公式Webサイト)

好調だったマックシェイクプッチンプリン(出所:マクドナルド公式Webサイト)

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