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吉野家が「肉だく牛カレー」と持ち帰り専用「W弁当」を発売 肉を味わうためカレールウを刷新:持ち帰りも強化
吉野家が「肉だく牛カレー」と持ち帰り専用「W弁当」を発売する。肉だく牛カレーには、刷新したカレールウを使用している。高まる持ち帰り需要に対応するためW弁当を投入する。
吉野家は8月6日の午前11時から「肉だく牛カレー」と持ち帰り専用商品「W(ダブル)弁当」(いずれも税別598円、以下同)の販売を開始する。
肉だく牛カレーは、吉野家特製のたれで煮込んだ牛肉に最も合う味わいになるよう刷新したカレールウをかけた商品。使用する牛肉の量は、これまで販売していた「牛カレー」の1.5倍あるという。刷新したカレールウには、各種スパイスやローストした玉ねぎに加え、しょうゆやかつおだしが入っている。
W弁当は、牛丼の具を盛った「牛皿」ともう1種類のおかずを組み合わせた商品。牛カルビ、ねぎ塩豚、から揚げの中から選択する。2020年1月から販売している「W定食」(698円)を手ごろな価格で提供することで、コロナ禍で高まる持ち帰り需要に対応する。また、「吉野家の牛肉を食べたいけど、他の商品も試してみたい」というお客の要望に応えるために開発したという。W弁当の提供時間は午前11時から翌日の午前4時。
吉野家は自宅で食事をする機会が増えたことを踏まえ、持ち帰り限定の「テイクアウト限定ファミリーセット」を販売したり、持ち帰り商品の値引きを実施したりしてきた。新たに投入するW弁当はお客に支持されるか。
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