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セブンがおでん鍋の前面に“シールド”を設置 ローソンと同様の対応:ファミマの行方は?
セブンのおでん販売の詳細が明らかになった。コロナ禍に対応し、おでん鍋の前面に“シールド”を設置する。高まる「おうちごはん」ニーズにも対応する。
セブン‐イレブン・ジャパンは8月25日、レジカウンターで展開するおでん鍋の前面にアクリルカバーを設置すると発表した。「あくまで衛生面での取り組みを強化するのが目的。新型コロナウイルス対策のためだけの措置ではない」(同社広報担当者)という。9月上旬から順次実施するが、店舗によっては設置しない場合もあるという。
また、コロナ禍の影響で「在宅」や「おうちごはん」のニーズが高まったため、冷蔵ケースで販売し、容器のまま電子レンジで温めるタイプの「味しみおでん」(税別298円)を用意した。この商品には大根、玉子、白滝、ちくわ、厚揚げが入っている。
8月25日からおでんの販売を順次開始しているローソンは、おでん鍋の前方にアクリル板の「おでんシールド」を設置している。高さは一般先成人男性の飛沫を防ぐ高さを想定して77センチとしており、おでん鍋のふたは常時閉めるという。また、価格を1個90円(税込)に統一する戦略を打ち出している(一部エリア商品を除く)。コロナ禍の影響で“家飲み”をする消費者が増えたため、自宅で煮込むだけで楽しめる具材セットの販売も実施する。
ファミリーマートの対応はどうか。同社の広報担当者によると、去年は8月中旬におでんの販売を開始した。だが、今年は梅雨明けが遅かったこともあり、おでん鍋の展開を1カ月程度遅らせる予定だという。
コロナ禍でコンビニのおでん商戦はどのように変わっていくのか。
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