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スーツやビジネスカジュアルのフォーマル度合いを可視化 青山商事、迷える顧客に目安:テレワークでどんな服を着る?
青山商事はスーツやビジネスカジュアルのウェアリングにおけるフォーマル度合いを可視化した「ガイドライン」を作成した。顧客からの問い合わせが増えたことが背景にある。
青山商事は10月19日、スーツやビジネスカジュアルのウェアリングにおけるフォーマル度合いを可視化した「ガイドライン」を公開した。ビジネスシーンでフォーマルとカジュアルの境界線が曖昧(あいまい)になっていることを受け、顧客から問い合わせが増えていることが背景にあるという。
新たに策定したガイドラインでは、ワイシャツ、ネクタイ、レザーシューズなどを組み合わせる一般的なスーツスタイルをフォーマル度が最も高い星5つとした。また、Tシャツやスニーカーなどのアイテムをコーディネートするものは星3つとなる。
同社は10月19日に公式Webサイトにガイドラインを紹介する特設ページも用意した。同サイトでは、「スーツスタイル」「ジャケパンスタイル」「ノンジャケットスタイル」「テレワークスタイル」といったカテゴリーに分けている。例えば、コロナ禍の影響で関心が高まる在宅勤務中のスタイルについては、フォーマル度が星1〜2つのスタイルを提案しており、具体的に示すことで顧客の利便性向上を狙っている。
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