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コロナ禍だけど、報・連・相は「対面」のほうがやりやすい? 新入社員と上司・先輩の考え方は違うのか:調査で判明(1/2 ページ)
コロナ禍で働き方が大きく変わった。新入社員と上司・先輩社員の考え方はどう違うのか。コミュニケーションツールや「対面」の有効性について尋ねた調査の結果は?
日本能率協会マネジメントセンターは10月26日、「イマドキ若手社員の仕事に対する意識調査2020」の結果を発表した。新入社員とその育成に携わる上司や先輩社員1502人が調査対象で、コロナ禍における在宅勤務やコミュニケーションの課題が浮き彫りになった。
「Withコロナの働く場所について、今後あなたはどのような働き方をしたいですか」という質問に対し、「感染予防をしたうえで出社して仕事する」と回答したのは上司・先輩が60.9%だったのに対し、新入社員は53.9%だった。一方、「リモートワークを基本とし、出社は最低限とする」と回答したのは、上司・先輩が39.1%で、新入社員は46.1%だった。新入社員のほうが、出社を控える傾向が強い結果となった。
「テレワーク(在宅勤務)が増えることにより、自分の仕事に集中できる時間が増えたか」という質問に対して、「増えた」と回答したのは、上司・先輩が58.5%で、新入社員は61.6%だった。また、「あなたは時間を上手につかいこなせていると思いますか」と尋ねると、「YES」と回答した上司・先輩は51.2%で、新入社員は44.1%だった。同社はこの結果について「生産性を高めていくためにもタイムマネジメント力の向上が大きな課題となっている」と分析している。
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