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「からあげクン」が野口さんと一緒に宇宙へ プロジェクト発足から3年9カ月:フリーズドライ(2/2 ページ)
野口聡一宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)が打ち上げられた。宇宙船にはさまざまな「宇宙日本食」を搭載している。ローソンの「スペースからあげクン」はどのようにして開発されたのか。
宇宙食ならではの工夫とは
宇宙食にする食品の選定にあたっては、宇宙飛行士の「宇宙でも肉を食べたい」という要望を考慮した。また、JAXAの意見なども踏まえ、からあげクンを宇宙食にすることに。ちなみに、食べた際、細かい粉が飛び散って機械が故障しないように大きさは一口サイズ(通常の半分程度)となっている(出所:からあげクン、“特例”で宇宙食へ 開発の決め手になった宇宙飛行士の要望とは?)。
JAXAの広報担当者によると、スペースからあげクンが食べられるタイミングは不明とのこと。定期的な食事もしくは休憩時の軽食として野口氏が楽しむ可能性がある。
宇宙日本食にはスペースからあげクン以外にも、江崎グリコの「SPACEビスコ」、亀田製菓の「亀田の柿の種(宇宙食)」、日清食品ホールディングスの「日清スペースチキンラーメン」、マルハニチロの「サバの味噌煮」などがある。
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