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富士通、手ぶらで入れる「レジなしコンビニ」の実証実験を開始 生体認証技術を活用:24年までに30店舗展開目指す
富士通は1月15日、病院内などでコンビニを運営する光洋ショップ-プラス(横浜市)とレジなし店舗の実証実験を開始した。光洋が運営するコンビニエンスストア「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」に実装する。
富士通は1月15日、病院内などでコンビニを運営する光洋ショップ-プラス(横浜市)とレジなし店舗の実証実験を開始した。光洋が運営するコンビニエンスストア「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」(横浜市)に実装する。手のひら静脈と顔情報をアプリにひも付けて登録すると、手ぶらで入店できる。
実験では、店員と買い物客の接触を防止することによる新型コロナウイルス感染対策への効果や、品ぞろえの最適化、レジ待ちストレスの解消による顧客満足度などを検証する。
専用のスマートフォンアプリにクレジットカードの情報を登録し、アプリに表示されるQRコードを使って入店する。入店後は店内に設置したカメラや、重量センサーなどのAI(人工知能)を組み合わせることで、来店客の動きや購入商品を判別するという。来店客が退店すると自動的に決済が完了。来店客は、スマホに送られる電子レシートで購入履歴を確認できる。
また、手のひら静脈と顔の情報をスマホアプリとひも付けて事前に登録すると、スマホを使わず手ぶらで入店できるようになるという。
光洋では、2021年4月に同店舗で本運用の開始を目指す。また、富士通のレジレスシステムを活用して24年までに導入店舗を30店舗まで拡大する予定。
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