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スズキ、「ハスラー」など7万台リコール シートベルトにたるみ:内装部品に不具合
スズキは、軽自動車「ハスラー」など計3車種7万780台のリコールを届け出た。シートベルトの組み立てに不具合があり、たるんで取り付けられているものがある。
スズキは1月21日、軽自動車「ハスラー」など計3車種7万780台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。シートベルトの組み立てに不具合があり、たるんで取り付けられているものがあるという。
リコール対象車はハスラーのほか、「ワゴンR」とマツダにOEM供給した「フレア クロスオーバー」の3車種。製造期間は2017年1月〜20年10月。
対象車では、内装部品のセンターピラートリムに不具合があった。フロントシートベルトの組み立て指示が不適切だったことから、シートベルトがセンターピラートリムに挟まれてしまい、ベルトがたるんだ状態で組み付けられているものがある。そのため、衝突時にベルトのたるみ分が引き出されることで、乗員拘束が遅れ、けがの程度が大きくなる恐れがある。
今後、対象の全車両のフロントシートベルトを点検。たるんで組み付けられているものは正規の位置に修正する。これまでに不具合は報告されていない。
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