ニュース
出前館、加盟店舗数6万店を突破 過去20年分を約7カ月で達成
コロナ禍により加盟店舗数が急拡大。00年10月〜20年7月に3万店だったのが、21年3月に6万店と倍増している。
フードデリバリー大手の出前館は3月2日、加盟店舗数が6万店舗を突破したと発表した。
出前館は2000年10月にサービス開始。加盟店舗数は01年に約1000店、10年11月に1万店、19年9月に2万店、20年7月に3万店、20年10月に4万店、20年12月に5万店と推移してきた。約20年かけて獲得した3万店舗を、昨夏からの7カ月ほどで達成したことになる。
背景には、新型コロナウイルス感染拡大による社会情勢の変化、飲食店の業態転換、テレワークの推進、在宅時間が長くなったことによる自宅でのデリバリー利用増などがあげられる。同社は「デリバリーの日常化」を掲げ、22年中に10万店の加盟を目指す。
過去のグラフ
関連記事
- 出前館、コロナ禍で増収も41億円の最終赤字 激化するフードデリバリーの覇権争い
出前館の2020年8月期の連結決算、先行投資が膨らみ純利益は41億1200万円の赤字となった。また新たな中期経営計画を発表。22年中に加盟店舗数を10万店舗まで拡大を目指し、最終年度の23年8月期には連結売上高970億円、営業利益120億円の黒字を目指す。 - Uber Eatsに負けないために老舗の出前館はどのようなサイト改修を行っているのか
食品宅配市場が急成長している。Uber Eatsの上陸で出前館は危機感を強めている。認知・集客のカギであるサイト改修をどのようにしているのか。 - 「ウーバーイーツ」や「出前館」は? 満足度の高いフードデリバリーサービスはどこ
フードデリバリーサービスで満足度が高いところはどこか。oricon ME(東京都港区)が実施した調査によると「dデリバリー」が総合1位となった。その理由とは? - ドコモ、出前サービスから撤退 「dデリバリー」6月終了
NTTドコモが、出前・フード宅配サービス「dデリバリー」を終了。5月1日午前2時で注文を締め切り、6月30日午後1時に全機能の提供を終える。 - ローソン、Uber Eatsで医薬品のデリバリー開始 国内初
ローソンは2月4日から、「Uber Eats」で医薬品を届けるサービスを開始する。国内のUber Eatsで医薬品を取り扱うのは初めて。東京都内の3店舗から開始。49種類の医薬品を取り扱う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.