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マンダム、38年ぶりにロゴマーク変更 社名フォントも一新
マンダムは5月11日、新しいシンボルマークを採用すると発表した。38年ぶりの刷新で、9月1日から順次導入する。
マンダムは5月11日、新しいシンボルマークを採用すると発表した。38年ぶりの刷新で、9月1日から順次導入していく。
新しいシンボルマークは、「∧」を2つ並べ、同社の理念の根幹である「人間系」と、ステークホルダーの「笑顔」、マンダムの頭文字の「M」を表現した。全ての人が共感できる笑顔の形であり、マンダムの理念を体現した存在としている。また、社名「mandom」もオリジナルのフォントを採用する。
シンボルマークの色はモノトーンを基調としながら「シーンにより人の感情までも表現するようなさまざま色」(同社)で展開するという。
現在のシンボルマークは1983年4月に策定。Perfect Balance(均衡)、Fine Sense(洗練)、Original Personality(個性)の3要素を結び付け、社会に貢献していくという意味を込め、45度の角度で表現していた。
同日発表した21年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比22.6%減の633億円、営業損益が7億円の赤字(前期は59億の黒字)、純損益は同80.7%減の8億円となった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や需要減少が影響し、国内外ともに減収。40年ぶりに営業損失を計上した。
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