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コロナ禍なのに、コンビニの「高級おにぎり」が売れ続けた理由:変化する需要(2/4 ページ)
コロナ禍でコンビニ大手のおにぎり全体の売り上げは苦戦した。一方で、「高級おにぎり」カテゴリーは好調だ。その理由とは?
ファミマやローソンも高価格帯が好調
ファミリーマートも、20年10月に発売した高価格帯の「ごちむすび」シリーズが好調。21年3月15日時点で累計販売数が4000万食を突破した。定番の鮭やいくらに加えて、「ほたてバター醤油」など3種類を3月16日に発売した。
同様の傾向はローソンでも見られる。同社は高級おにぎりシリーズの「金しゃりおにぎり」を展開している。コロナ禍の前から支持されており、おにぎり全体の売り上げランキングの上位に食い込んでいた。感染が本格的に拡大しても苦戦した他のおにぎりと比べ、好調だった。主に、高価格帯でもおいしさを求める50代のお客が購入したという。
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