転職エージェントは実際どう? 利用者が語るメリット・デメリット:登録社数は1〜2社が最多(1/2 ページ)
求人情報サイトを運営するビズヒッツが、転職エージェントを利用したことがある人を対象に「転職エージェントのメリット・デメリットに関する意識調査」を実施した。
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、転職エージェントを利用したことがある人を対象に「転職エージェントのメリット・デメリットに関する意識調査」を実施した。
転職エージェントを利用するメリットについて聞いたところ、1位は「履歴書・職務経歴書の作成を手伝ってもらえる」(50人)であった。「企業の担当者側に立ってアドバイスをくれるので、分かりやすく具体的に書ける」や「スキルシートや職務経歴書を作ったことがなくても、添削してもらえるため見やすくアピールして作れる」という声が聞かれた。
2位は「自分に合う求人を紹介してもらえる」(41人)、3位は「面接対策をしてもらえる」(39人)だった。書類作成、面接対策、仕事の紹介など、「一人でするのが難しいこと」や「時間・労力のかかること」をサポートしてもらえる点が上位にランクインした。また約6割の人が2つ以上のメリットを挙げていて、転職エージェントに複数のメリットを感じていることが分かった。
一方で、デメリットの1位は「希望と合わない求人を紹介される」(55人)であった。「手当たり次第に紹介してくる」という声や「エージェントにメリットがある求人を勧めているのではと疑ってしまう」という不信感を感じる声が挙がった。
2位は「担当者の当たりはずれがある」(54人)、3位は「連絡頻度が高くわずらわしい」(16人)であった。「相性が悪く相談しにくい」や「ミスが多い」「意思疎通がうまくいかず、考えをくみ取ってもらえない」ことが原因で転職活動がスムーズにいかなかったという声もあった。また、仕事をしながら転職活動をしていると、就業時間中の連絡にわずらわしさを感じるという意見もあった。
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