調査リポート
転職エージェントは実際どう? 利用者が語るメリット・デメリット:登録社数は1〜2社が最多(2/2 ページ)
求人情報サイトを運営するビズヒッツが、転職エージェントを利用したことがある人を対象に「転職エージェントのメリット・デメリットに関する意識調査」を実施した。
登録数は1〜2社が7割「働きながら活動する人」にすすめる
転職エージェントを利用した際、何社に登録したか聞いたところ「1〜2社」が全体の約7割を占めた。一方、3社以上登録した人は3割であった。あまり比較検討はせず、最初に登録した転職エージェントを利用している人が多いことが分かった。
最後に、転職エージェントはどのような人に勧めたいかを聞いたところ、1位は「働きながら転職活動をしている人」(49人)であった。転職エージェントは企業のリストアップ、情報収集、募集、面接の日程調整など、「手間のかかること」や「面倒なこと」を代行するため、時間を割けない在職中の人に勧めたいという声が多かった。
コロナ禍で世の中が大きく変化し、現在の仕事に不安を感じたり、より安定した雇用状況を求めて転職したいと思う人が増えた。転職エージェントのメリットを活用することが転職成功の鍵といえそうだ。
調査は4月1日〜5月3日にインターネット上で実施した。有効回答数は218人(女性116人、男性102人)。
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