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夏のボーナス、「減りそう」な業種は?:コロナ影響で
新型コロナウイルスの影響で、夏のボーナスは昨年より減ると予想する人が最も多い業種とは? 住宅ローン比較サービスを運営するMFS(東京都千代田区)による調査の結果を見ていく。
新型コロナウイルスの影響で、夏のボーナスが「昨年より減る」と予想する人が最も多い業種は公務員──住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を運営するMFS(東京都千代田区)による調査で、このような結果が判明した。
最も高いのは公務員(38.2%)、次いで製造業(35.2%)、情報通信業(31.7%)と続いた。公務員は「ボーナスが減る」と予想した人の割合はどの業種よりも多かったが、引き下げ幅は「昨年より1割程度減る」がほとんどで、他業種よりも減額幅は小さかった。
年代別では、「昨年に比べてこの夏のボーナスは減る」と答えた30代は31.4%、40代は28.4%、50代は26.6%と、若い世代の方が危機感が強いことが分かった。
2020年11月の冬のボーナス返済調査時には、30代で「昨年に比べてこの冬のボーナスは減る」と答えた人は46.2%だったため、前回に比べて影響が小さくなってきていることが判明した。
住宅ローンの返済で、ボーナス払いを選択している人は35.6%。年代別に見ると、30代は35.0%、40代は33.3%、50代は38.3%を占めた。
調査は、現在住宅ローン返済中の30代〜50代の男女を対象にインターネットで実施し、461件の回答を得た。
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