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GMO熊谷社長に直撃 NFT市場「アダム」は、コンテンツホルダーの“天地創造”を目指す(2/2 ページ)

GMOインターネットは、NFTのマーケットプレイス「Adam byGMO」(アダム)を8月にスタートする。アダムでは、NFTを販売するだけでなく、二次流通の仕組みを用意し、その際にコンテンツクリエイターにも収益の一部が分配される仕組みを取るという。どんな世界を目指しているのか。GMOインターネットのGMOインターネットの熊谷正寿社長に聞いた。

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法律がないところにチャンス

——NFTをめぐっては法律が整っていないことも指摘される。NFTのようなデジタルデータには民法上の所有権が存在しないし、デジタルデータにNFTをひも付けたときも、NFTを購入することで、デジタルデータの何の権利を得たのかが不明瞭だ。

 誰もまだNFTに対して、何が正しいのか分かっていない。逆にいえば可能性もある。

 真贋(しんがん)証明としては何よりも正しい。世界が認めざるを得ないシステムがNFTだ。法律がないところにチャンスがある。

——アダムという名前は?

 アダムというドメインは天地創造、そういう“原点から”という意味合いが込められている。まさにコンテンツホルダーの人にとっては天地創造になる。

 Aから始まって覚えやすい。アダムとイブも世界中の誰もが知っている。良い名前だ。本当に一度聞いたら忘れない。ロゴも、僕がデザイナーと幾度もやり直しながら作った。ドメイン名や覚えやすい名前は、商売にすごく大切だと思っている。一歩先に勝っていると思う。 

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