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タワーレコード、渋谷に「アナログレコード専門店」:レコード人気高まる
タワーレコードが同渋谷店に、アナログレコード専門店「TOWER VINYL SHIBUYA (タワーヴァイナルシブヤ)」をオープンする。
タワーレコードは9月23日、アナログレコード専門店「TOWER VINYL SHIBUYA (タワーヴァイナルシブヤ)」をタワーレコード渋谷店6階にオープンする。在庫数約7万枚を有する店舗で、新たにレコードを聞き始める音楽ファンに向けたサービスなどを展開し、需要の取り込みを図る。
TOWER VINYL SHIBUYAは新宿店から移転するもので、在庫数は約7万枚、うち中古レコード約3.5万枚の規模となる。同店では新たに中古レコードの店頭買い取りサービスも開始する。
新たにレコードを聴き始める音楽ファンに向け、専門スタッフがおすすめのレコードプレーヤーを紹介する他、レコード針やセッティングの説明を行う。また、レコード針を聴き比べできる試聴コーナーを設け、お客の試聴スタイルにあったレコード針を選べるようにする。
新品レコードは、1店舗として国内最大級となる約3.5万枚を在庫し、90年代以降の洋楽やCITY POPの品ぞろえを強化する。近年ニーズが高まっているJ-POPは新品、中古を含め独立した売場を展開する。中古レコードは、バイヤーが海外買付を行った商品を中心に約1万枚を追加する。
近年音楽ファンを中心に、世界各地でレコード人気が高まっている。日本レコード協会のまとめでは、2020年のアナログディスク(アナログレコード)の生産数量は110万枚で、金額は21億2000万円。3年連続で20億円以上を維持している。
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