調査リポート
「たばこの値上げ額、いくらまでなら許せる?」 値上げの限界は600円:2021年10月に値上げ(1/3 ページ)
ゼネラルリサーチは「たばこの値上げ」に関する調査を実施した。1カ月のたばこ代は? 値上げ額、いくらまでなら許せる? など喫煙者の考えを調査した。
2021年10月からのたばこ税増税に伴い、紙巻たばこをはじめとする各種たばこの小売価格が改定される。喫煙者たちは今回のたばこの値上げをどう捉えているのか。また非喫煙者を含め、たばこ税の今後についてどんな思いを抱いているのか。マーケティングリサーチ会社ゼネラルリサーチ(東京都渋谷区)では、全国20〜60代の男女、喫煙者および非喫煙者を対象に「たばこの値上げ」に関する調査を実施した。
調査によると、自分が吸っているたばこの価格(1箱20本当たり)がいくらまでなら許容できるかという問いに対しては「0円(これ以上の値上げは許せない)」(43.5%)が最多となった。
次いで「10〜50円」(28.8%)、「460〜500円」(7.4%)、「60〜100円」(6.5%)という結果に。4割以上が「これ以上の値上げは許せない」と考えており、また3割近くが値上げするとしても10〜50円が許容範囲としていることが分かった。
一方、「現在、平均500円のたばこが、460〜500円値上がりして約1000円になっても許せる」という意見の人も一定数存在することが分かった。同社は「たばこ価格の半分以上を税金が占めているため、『喫煙者ばかりにこれ以上の税負担を強いることは許しがたい』という方が多いと推測される」と分析した。
また、いくらになったら禁煙するかという問いには35.6%が「600円以下」とした一方で、14.1%が「いくらになっても禁煙はしない」と回答している。
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