調査リポート
影響力の強いコンテンツ 「進撃の巨人」や「あいみょん」を抑えて1位になったのは?:2021年調査(1/2 ページ)
博報堂がリーチ力・支出喚起力ランキングを発表した。「進撃の巨人」や「あいみょん」を抑えて影響力1位になったコンテンツは? 支出喚起力ランキングも発表。
博報堂は「コンテンツファン消費行動調査」の2021年版を実施し、そのデータをもとにコンテンツの「リーチ力・支出喚起力ランキング」を算出した。リーチ力(影響力)の強いコンテンツ1位は「鬼滅の刃」だった。
次いで「あいみょん」、「進撃の巨人」。4位以下は「Official髭男dism」「呪術廻戦」「どうぶつの森シリーズ」と続いた。また、支出喚起力ランキングでは、1位はリーチ力と同様に「鬼滅の刃」。2位以下は「嵐」「パズル&ドラゴンシリーズ」「ドラゴンクエストシリーズ」「ONE PIECE」という結果に。
「『鬼滅の刃』は、映画が国内歴代興行収入1位などさまざまなニュースが話題となるタイミングに、動画サブスクリプションサービスでアニメを随時視聴できたことがリーチ力の拡大につながった」と同社は分析する。
同様の動きは「呪術廻戦」や「新世紀エヴァンゲリオンシリーズ」など他のランクインコンテンツにも見られる。また、アニメ視聴、原作漫画に留まらず、公式ファンブックや公式画集といった書籍販売、各種コラボグッズの展開といったフィジカルの接点を充実させている点は、今回初めてランキング入りした「YOASOBI」とも共通する。
関連記事
- ローソン、フタ付き容器持参で「おでん」を39円引きに
ローソンはフタ付き容器を持参した顧客に対し、おでんの割引キャンペーンを実施する。おでん5個購入ごとに39円割り引くという。プラスチック削減が狙いだ。 - 400万食を突破した一蘭のカップ麺、なぜ「具ナシ」なのか?
一蘭が20年かけて開発したカップ麺が400万食を突破した。4秒に1個売れている計算だという。そんな「一蘭 とんこつ」だが、実は具が入っていない。なぜ具ナシを採用したのだろうか? また、カップ麺にかけたこだわりや販売のマーケティングについても聞いてみたところ…… - アジアン屋台「熱烈観光夜市」が京都四条烏丸にオープン 9月13日から
京都初となるアジアン夜市業態「熱烈観光夜市」が京都四条烏丸にオープンする。9月13日から。どのような特徴があるのだろうか? 主力メニューは? - 丸亀製麺の「丸亀うどん弁当」 発売4カ月で1000万食を突破
丸亀製麺が2021年4月から販売している「丸亀うどん弁当」が好調だ。発売4カ月で1000万食を突破している。どのような需要を獲得できているのか? 1番人気の商品は? - 「必要ないモノは買わないで」 パタゴニアが国内初の古着専門店で掲げたメッセージの真意
パタゴニアは国内初となる古着専門店を渋谷にオープンした。9月26日までの期間限定だ。環境配慮企業として名高いパタゴニアが作り上げた古着専門店、どのような特徴があるのだろうか、覗いてみたところ……
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.