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表参道に「IoTゴミ箱」を設置して1年、ゴミはどうなったのか週末に「へえ」な話(4/4 ページ)

2020年10月、表参道の歩道に「IoTゴミ箱」が登場した。あまり聞きなれない「IoTゴミ箱」とは、どんな特徴があるのか。また、1年ほど運用してみて、どのようなことが分かってきたのだろうか。

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年300台ペースで増やしていきたい

 こうした事例を積み重ねていって、いまでは各方面から「ウチにもウチにも」といった感じで、引き合いの声があるそうだ。年内に数カ所設置することが決まっていて、「今後5年間は、年300台ペースで増やしていきたい」とのこと。


各方面から引き合いの声があるそうだ

 設置台数が増えると、捨てる側の意識に変化が出てきそうだが、それはどういったものなのか。竹村さんは、このように予測する。

 「海外では『ゴミ=資源』という認識が広がっていますが、日本ではまだまだ。現状こうした状況ですが、表参道で集めたゴミでTシャツをつくればどうなるのか。それを販売すればどうなるか。自分たちが捨てたゴミが資源になって、それがカッコイイTシャツになれば、意識が少しずつ変化していくと思っています」

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