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「ズームだよ 何倍なのかと 父が聞く」――就活生が詠む「これからサラリーマン川柳」優秀作品が決定:コロナ禍のほっこりエピソードも
第一生命保険は、2020年春に同社に入社予定の内々定者から募った「これからサラリーマン川柳」の優秀作品を発表。就職活動の思い出や苦労した経験を詠んだ13句が選ばれた。
第一生命保険は9月30日、2020年春に同社に入社予定の内々定者から募った「これからサラリーマン川柳」の優秀作品を発表した。就職活動の思い出や苦労した経験、社会人に向けての意気込み、不安がテーマで、128句の中から選ばれた。
コロナ禍に生まれたほっこりエピソードも
新型コロナウイルスの感染拡大により、オンライン面接の機会が増えた昨今。そんな就活のニューノーマルを詠んだ句では、「白背景 求めて必死に 模様替え」「Web面接 揃えた道具 YouTuber」など、面接対策で靴や鞄を磨くのではなく、部屋の模様替えや照明機材の導入など、工夫を凝らす様子が見られた。
オンラインならではの句として、「面接へ ネクタイ10分 徒歩0分」「インスタで 就活状況 把握する」などが入選。「おめでとう 春からうちで エア握手」「入社後に 初めて目にする オフィスビル」など、入社後にいつか会えることを期待した句も見られた。
家族に関する句では、「ズームだよ 何倍なのかと 父が聞く」「面接中 愛犬足元 散歩中」など、父親がWeb会議ツール「Zoom」とカメラの「ズーム」を間違えたり、面接中に愛犬が来てしまったりなどのほっこりエピソードも。家族に見守られながら「コロナ就活」を乗り越えた様子がうかがえる内容となっていた。
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