調査リポート
40.6%が「飲む場面によって、コーヒーに求める役割に違いあり」 どう違うの?:コロナ禍で家庭でのコーヒー飲用が増加(2/2 ページ)
デロンギ・ジャパンは、10月1日の「コーヒーの日」に合わせ、全国の20〜69歳の男女を対象に「コロナ禍におけるコーヒーの飲用調査 (2021年度版)」を実施した。その中で、飲む場面によってコーヒーに求める役割に違いがあることが分かった。どんな違いがあるのだろうか?
「自宅でコーヒーを飲む頻度」や「自宅で今後飲みたいメニュー」は?
また自宅でコーヒーを飲む頻度を聞くと、「毎日」(66.0%)と「週に3〜4回」(21.0%)が8割以上を占めた。
自宅で飲むコーヒーの種類で最も多かったのは「レギュラーコーヒー」(64.3%)で、コロナ前(66.5%)と変わらず1位だった。「ミルクメニュー(カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、カフェモカの合計)」は27.8%、「エスプレッソ」は3.0%で、これらはそれぞれコロナ前より1.0ポイントずつ増えた。
性別で比較したところ、男性は「レギュラーコーヒー」の割合が女性より16.5ポイント高く、女性は「ミルクメニュー」の割合が男性の2倍以上で19.5ポイントの差がつく結果となった。
今後、自宅で飲みたいと思うメニューでも、「レギュラーコーヒー」が71.5%で最多。次いで「カフェオレ」が37.0%、「カフェラテ」が26.8%と続いた。
総務省が実施した20年の家計調査によると、2人以上の世帯あたりのコーヒー支出額は6988円で、前年の6378円を610円上回った。コロナ禍で在宅飲用が増加したことが、家庭用コーヒーの支出額を押し上げたと推測される。
今回の調査は、20〜69歳の有職者のうち、週1回以上自宅でコーヒーを飲んでいる男女を対象にインターネットで実施した。期間は21年8月24日〜9月2日、有効回答数は400人。
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