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「雑談はプラスになる」と8割が回答 2021年「ビジネスパーソン1000人調査」で見えた雑談の効果日本能率協会調べ(2/2 ページ)

  一般社団法人日本能率協会(東京都港区)は、ビジネスパーソン1000人を対象とした「テレワークの実施状況」と「職場メンバーとの雑談機会と効果」に関する意識調査の結果を発表した。「週3日以上テレワークを行っている」と回答した人が15.7%、「雑談があることは、自身にとってプラスだと感じる」と回答した人が8割となった。

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仕事において「雑談」が必要だと考える人は多い

 雑談の効果をたずねる質問では、過半数以上が「雑談が有益なものだ」と考えていることが分かった。「職場メンバーと雑談することで業務の生産性や創造性を高める」と回答した人が全体の6割超、「雑談が職場の人間関係を深める」と回答した人が全体の7割超となった。

 「雑談はあなた自身にとってプラスだと感じるか」という質問では、全体の約8割が「プラスである」、または「ややプラスである」と回答。テレワークを行っている人は、86.0%が「プラスに感じる」と回答しており、「テレワークを行っていない人」(76.5%)に比べて9.5ポイント高い結果となった。

仕事
全体の8割が「雑談はプラスだと感じる」と答えた(日本能率協会調べ)

 コロナ禍による「雑談機会の減少」は、テレワークを導入した企業ではよく聞かれる悩みといえる。それは、業務遂行や組織構築において「雑談」が欠かせないものだと考える人が多いからかもしれない。調査結果からは、テレワークを行っている人ほど、雑談の効果をよりポジティブに捉えている傾向がうかがえた。

 本調査は21年8月13〜23日、全国の20〜69歳の正規就業者1000人に対して、インターネット上で実施された。

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