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地震や台風で電車が遅れたら? JRと主要私鉄別の「遅延証明書の取得方法」(3/3 ページ)
10月7日に発生した地震の影響で、首都圏の交通機関のダイヤに乱れが出ている。その影響が翌日の通勤ラッシュを直撃。遅延証明書を求める声がTwitterなどで出ている。遅延証明書を提供する専用ページを鉄道各社別にまとめた。
京浜急行電鉄
専用ページで、取得可能。品川〜横浜、横浜以南、空港線内と路線を3つに分けて、発行している。提供期間は過去31日分。日時を選択し、出力する。大師線内(京急川崎〜小島新田駅間)の証明書発行には、駅係員に申し出が必要だという。京急線専用アプリからも確認できる。
京成電鉄
専用ページで、京成本線(京成上野〜成田空港)、押上線(押上〜青砥〜京成高砂)などを路線別に提供する。提供期間は過去35日分。北総線区間(京成高砂〜印旛日本医大)の遅延証明書については、北総鉄道の専用ページで、過去7日分を発行できる。
事故や災害などで電車が遅延した際は、各リンク先で遅延証明書を発行した上で、上司や労務担当者などに事情を説明するといいだろう。
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