ニュース
ワクチン接種でお酒が“1杯無料” 東京都が独自のワクチンパスポートアプリ提供開始:博報堂が10億円で受注(2/2 ページ)
東京都がLINEを使って接種記録を登録できる専用アプリ「TOKYOワクションアプリ」をリリースした。新型コロナワクチンの接種促進の一環。本人確認書類と接種記録を登録したユーザーには、飲食店の値引き特典などを提供する。
PCR検査の陰性証明書でも代替可
協賛企業は、特設サイトの専用フォームから募集中。ワクチンを打てない人もいることから、都は協賛企業向けのガイドラインで「3日以内に受検したPCR検査の陰性証明書の提示でも特典の取得が可能」としている。
都民のワクチン接種を促進するため、都は8月、事業の広報・啓発費として7.5億円、アプリ開発費として2.5億円を補正予算に計上。公募には博報堂やJTB、ジェイアール東日本企画、サイバーエージェントなど計6社が参加し、最終的に博報堂が約10億円で受注した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 東京都、ワクチン接種者にLINEでクーポンやポイント付与 博報堂が10億円で受注
東京都が18歳〜39歳の都内在住者約360万人の新型コロナワクチン接種を促進するため、メッセージアプリ「LINE」を使ってクーポン券やポイントを付与すると発表した。受注者は博報堂で、受注額は広報・啓発費を含めて約10億円。10月末をめどに、事業を開始する。 - 民間初の「ワクチンパスポートアプリ」提供へ その特徴は?
メディカルチェック推進機構とICheckが、コロナワクチンの接種記録の表示や協賛企業からのクーポン券付与などの特典を受けられるアプリ「ワクパス」(iOS/Android、無料)の提供を始めると発表した。アプリの審査に時間がかかっており、リリースは近日中。 - 「ネットワークビジネス関連の方の入店はお控えください」――エクセルシオールカフェの掲示物に反響 理由は「お客さま同士のトラブル回避のため」
エクセルシオールカフェの店舗内に掲示された「ネットワークビジネス関連の方へ 入店はお控え頂きますようお願い致します」という掲示物がTwitterで注目を集めている。同カフェを展開するドトールコーヒーは「お客さま同士のトラブル回避のため」と説明した。 - 吉野家など“外食業界の雄”28社、全国9400店舗で一斉に特典 「#外食はチカラになる」始動
吉野家ホールディングスの河村泰貴社長を発起人とした、外食業界28社による業界横断プロジェクト「#外食はチカラになる」が始動。全国9400店舗で、割引などの特典を提供する。 - 格安航空ピーチ、行き先を選べない“旅ガチャ”自販機を渋谷に設置 支払いはPayPay
コロナ禍で売り上げが減少した観光業界や航空業界を盛り上げようと、Peach Aviationが国内11路線の航空券購入に利用できるポイントなどが入った、カプセルトイ自販機「旅くじ」を渋谷に設置した。航空券の行き先を選べない点が特徴。決済方法はPayPayのみ。