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「自動運転バス」実用化から約1年、茨城県境町の変化は?:自治体初(1/6 ページ)
2020年11月、自治体初の事例として自動運転バスを3台導入し、定時・定路線での運行を始めた茨城県境町。21年8月より停留所の数を16カ所に増やして、土日の運行も開始した。約1年間の実用化によって、町にどんな変化があったのか。
2020年11月、自治体初の事例として自動運転バスを3台導入し、定時・定路線での運行を始めた茨城県境町。しばらくは、町の中心部を通るルートで平日のみ運行していたが、21年8月より停留所の数を16カ所に増やして、土日の運行も開始した。運賃は無料だ。
境町から委託されて同プロジェクトを統括するのは、ソフトバンクの子会社であるBOLDLY(ボードリー、東京都千代田区)。車体はフランスのNavya(ナビヤ)社が販売する自動運転電気バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」を活用し、ボードリーが運行及び、管理業務を担う。
自動運転の電気自動車の活用において、日本は米国や中国といった先進国に遅れを取っているものの、国内において、境町の取り組みは先進的であり、メディアへの露出が増えているという。約1年間の実用化によって、境町にどんな変化があったのか。自動運転バス導入における課題とは――。ボードリーの市場創生部 渉外課の中島真之介課長に聞いた。
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