インサイドセールスは「テクニックより習慣が大事」 “7つの習慣”を解説:ヴィジュアル系が語る!会社を強くするインサイドセールス(11)(3/3 ページ)
インサイドセールスの業務を行う中で、「インサイドセールスは小手先のテクニックよりも日々の習慣が大事だ」と思うことが多々あります。そこで、筆者が大事にしている7つの習慣を、それぞれ解説してみようと思います。
習慣(6)達成にこだわる
目標数字に対して未達は恥ずかしいことだと思いましょう。目標数字に対する意識は、インサイドセールスに限らず、他の職種でも同等のことがいえるでしょう。
未達が続くと、負け癖が付いていってしまいます。このままでは未達になってしまう進捗(しんちょく)状況でも危機感を持てていなかったり、達成に対する進捗をそもそも気にしていなかったりするようであれば、意識を変えましょう。
私は過去に在籍していた営業会社で、オフィスの壁一面に各営業担当者の数字進捗のグラフが張り出され、伸びが悪いメンバーは徹底的に毎日上司から詰められる環境を経験したため、未達は一種の恐怖でもあります。もちろんその環境に戻りたいとは全く思っていませんが、未達に対し危機感を持てるようになったこと自体は良いことだと思っています。
また厳しい表現になりますが、数字が未達の営業パーソンというのは、どうしても説得力に欠けるイメージを持たれてしまいます。常に達成を目指す、勝ちの習慣を持ちましょう。
習慣(7)感情的である
人に興味を持つことが大事です。インサイドセールスは非対面の営業活動を行いますので、対面よりもコミュニケーションの難易度が高い部分があります。
電話の会話で、相手のちょっとした息使いや間から感情の変化を読み取る力や、メールにおいても前後の文脈から心理を読み取る力が必要です。
これらはやはり人の感情に興味があるかどうかが肝になってくると思います。
私自身が元ミュージシャンだということもありますが、芸能活動をしていた方はインサイドセールスの素養があると思っています。なぜなら、どうすれば人の感情を動かせるかを、作品作りやライブパフォーマンス、日々の発信から考え続けてきているからです
もちろんそういった経験がなくても、エンターテインメントやアートに触れることで、なぜ人の感情が動いているかを体感できますので、専門的な勉強だけに捉われずに日々たくさんのコンテンツに触れることも大事です。
そう考えると、日々の生活において、人とのコミュニケーションの機会はあると思いますので、向き合い方次第で全てに学びがあると思います。
今回はいつもと趣向を変えて7つの習慣を書いてみました。少しでもみなさまのお仕事の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回も楽しみにしていてください。引き続き、よろしくお願いいたします!
著者プロフィール・堤貴宏(つつみたかひろ)
ホットリンク マーケティング本部インサイドセールス部。
高校卒業後、世界的に活躍するギタリストMIYAVIに弟子入りし修業した後、 自身もミュージシャンとして活動。赤坂BLITZや恵比寿リキッドルームでのワンマンライブを成功させた実績を持つヴィジュアル系バンド「シリアル⇔NUMBER」に在籍。カラオケDAMやJOYSOUNDに約50曲の収録もされている。
引退後ビジネス界へ転身し、ヴィジュアル系インサイドセールスの活動を開始。Voicyラジオパーソナリティーや、各種ビジネスイベントへの登壇実績も多数。虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された国内最大規模のインサイドセールスカンファレンス「Inside Sales Conference 2019 winter」への登壇や、タワーレコードが主催した「TOWER ACADEMY〜ファンを増やすためのSNS戦略講座〜」にて講師も務めた。
Twitter:@hotto_mihiro
Voicy:聴け、ビジュアル系の叫び
ソロ楽曲:インサイドセールス・ラプソディ/NEWWORLD/インサイドセールス・レボリューション
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