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洗えるコートやニット、洋服の青山などから続々 衛生意識の高まり受け(1/2 ページ)
コロナ禍で衛生意識が高まり、クリーニングに出していた衣料品も「毎日洗濯したい」と考える人が増えている。そこで、アパレルメーカー各社が機能性を持たせた冬用アイテムの投入を進めている。
新型コロナウイルスの感染拡大で消費者の衛生意識が高まり、これまでクリーニングに出していた衣料品も「自宅で毎日洗濯したい」と考える人が増えている。そこで、アパレルメーカー各社が機能性を持たせた冬用アイテムの投入を進めている。
「洋服の青山」を展開する青山商事は11月24日、同社初となる、洗濯機で洗える「ウォッシャブルコート」(2万900円)の販売を開始した。衛生意識の高まりに対応した商品として訴求する。
コートには袖口と裾口に複数の小さな穴が開いていて、表地と裏地の間やポケットなどに侵入した水が外に流れ出す仕組みを取り入れた。また、小さく折り畳んでもシワになりにくく、洗濯後に乾きが早い素材を採用した上、はっ水性も備えているため雨や雪の日でも着用できるとしている。
さらに、中綿ライナー仕様として保温性を高めた他、ライナーを取り外して春先まで着用できるようにした。ミドル丈のステンカラーコートで、色はネイビー、ブラック、カーキの3色。S〜LLの4サイズを展開する。
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