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洗えるコートやニット、洋服の青山などから続々 衛生意識の高まり受け(2/2 ページ)
コロナ禍で衛生意識が高まり、クリーニングに出していた衣料品も「毎日洗濯したい」と考える人が増えている。そこで、アパレルメーカー各社が機能性を持たせた冬用アイテムの投入を進めている。
WWSは毛羽立ちにくい「洗えるストレッチニット」
オアシススタイルウェア(東京都港区)が手掛ける「ダブリューダブリューエス(WWS)」では、毛羽立ちにくい機能性ニット「洗えるストレッチニット」(9350円)を再販する。
同商品は11月6日に発売したところ1日で一部が完売していた。色は、ダークネイビー、チャコールグレー、オリーブ、アイボリーに、新色のライトグレーを加えて展開する。
同社のメールマガジン男性会員168人を対象に行ったアンケートでは、ニットの不満点として「毛玉になる」「手洗い・クリーニングに出すのが面倒」「縮んでしまう」「毎日洗濯機で洗えない」といった声があったという。
同商品はその不満点を解消する商品として、洗ってもヨレにくく、型くずれを防ぐ縫製と素材を採用した。また毛羽立ちを抑えるため、表面に抗ピリング加工を施した。さらに裏地の袖口や脇に放電テープを縫い付け、静電気の発生を抑えた。
同商品は11月24日から先行予約を開始していて、12月下旬の発売を予定している。
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