土地選びで優先すること 「静かな環境」や「治安」を抑えて1位となったのは?:建物より立地を重視(1/2 ページ)
不動産の売買・仲介・鑑定を手掛けるAlbaLinkが、全国の男女500人を対象に「土地選び・土地探しで優先することに関する意識調査」を実施した。
不動産の売買・仲介・鑑定を手掛けるAlbaLink(東京都江東区)が全国の男女500人(女性353人/男性147人)を対象に「土地選び・土地探しで優先することに関する意識調査」を実施した。その結果、全体の半数以上となる276人が「災害に強い」ことを優先すると回答した。
2位以下は「交通アクセスがいい」(206人)、「商業施設が近い」(144人)と続き、全体的に「安心・安全に暮らせること」と「生活が便利なこと」を優先している人が多いことが分かった。
1位の「災害に強い」と回答した人からは「地盤が安定していて、水害や地震などにも強い場所を優先したいです」(20代女性)、「地震に強い立地。地盤が固い、海や川から遠く高台にある、土砂崩れの危険がない、などです」(50代女性)といった意見が寄せられ、特に警戒している災害には「地震や津波」「台風」「河川の氾濫・水害」「土砂崩れ」があげられた。また、土地選びの参考にするものとしては「ハザードマップ」や「過去の災害状況・履歴」などの回答があった。
2位の「交通アクセスがいい」と回答した人からは「複数路線使える駅の近く」(30代女性)、「通勤に便利であること。駅から徒歩圏内であること」(50代男性)など、日々の通勤や通学を意識した声があがった。一方で、「駅チカがいいが、線路の近くは避けたい」という騒音を気にした意見も複数寄せられた。
3位の「商業施設が近い」と回答した人からは「食料品・日用品を買える場所が近くに複数あること」(30代女性)、「徒歩10分圏内にスーパーやドラッグストアがある場所」(40代男性)など日常的な買い物ができる施設を求める意見が見られた。
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