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2022年、鉄道はどうなる? 5年半ぶりの「新幹線開業イヤー」:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/9 ページ)
鉄道需要は回復傾向にある。緊急事態宣言終了後の鉄道の混雑は、筆者も体感しているが、変異型オミクロン株は予断を許さない状況だ。それでも鉄道業界の決定事項として、「西九州新幹線開業」「JR只見線全線再開」「新型車両導入」「減便ダイヤ改正」がある。これらの行方と、鉄道の国内需要について考えてみたい。
鉄道需要は回復傾向にある。2020年9月28日に3度目の緊急事態宣言期間が終了し、国内新規感染者数は激減した。「新幹線が混んできたな」とか「通勤電車で座れなくなった」という声も聞くし、筆者も体感している。
JR各社とも冬の臨時列車を増発しており、大手私鉄などで大晦日から元日に向けて終夜運転を復活させる路線もある。
しかし変異型オミクロン株の感染者がジワジワと増えつつあり予断を許さない状況だ。この状況下は、鉄道に限らずあらゆる業種で予測が付かない。
それでも決定事項はいくつかある。「西九州新幹線開業」「JR只見線全線再開」「新型車両導入」「減便ダイヤ改正」だ。
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