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PayPayフリマ、初回販売手数料を無料に 幅広いユーザーの獲得を狙う
ヤフーが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、2022年2月9日から、出品者にかかる販売手数料5%を初回無料に変更する。
ヤフーの運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、出品者にかかる販売手数料について、2月9日から初めて購入された商品に限り無料に変更すると発表した。通常は5%かかる手数料を無料とすることで、幅広いユーザーの獲得を狙う。
2月9日午前0時以降に初めて「PayPayフリマ」へ出品し、購入された商品が対象となる。また、初出品で500円相当のPayPayボーナスが付与されるキャンペーンも同日から3月21日まで実施する。
経済産業省によると、2020年のCtoC-EC(個人間取引)の市場規模は前年比12.55%増の1兆9586億円となり、主にフリマアプリ市場の成長が貢献していると報告された。同省は「20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛が広がり、家の中を整理する機会が生まれ、リユースサービスを初めて利用した人も増加した」と推察している。
PayPayフリマは、21年1月に販売手数料を10%から5%に引き下げ、業界最安値をうたっている。その結果、購入者・出品者数はともに2倍以上成長し、同年11月にはアプリのダウンロード数が累計1000万を突破した。今回の初回販売手数料無料化により、これまで以上に幅広いユーザーを獲得する狙いがある。なお、メルカリの販売手数料は10%、楽天ラクマは6.6%となっている。
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