運転免許を返納したい年齢「75〜79歳」が最多も、8人に1人は「返納するつもりはない」:乗っている車のタイプで最多は?
廃車・事故車買取専門のはなまるは「車の乗り換え・廃車に関する調査」を実施した。
運転免許を返納したい年齢は「75〜84歳」が最多――。そんな結果が、廃車・事故車買取専門のはなまる(大阪市)が実施した「車の乗り換え・廃車に関する調査」で分かった。
まず、乗っている車のタイプを尋ねた。最も多かったのは「軽自動車」(29.9%)だった。続いて「コンパクトカー」(19.2%)、「セダン」(17.8%)、「ミニバン」(14.2%)という結果に。軽自動車とコンパクトカーだけで約半数近くを占め、比較的小さめの車が多く乗られていることが明らかになった。また、ランキング外の「スポーツカー」(2.1%)は、かなり少数派という結果だった。
車を乗り換えると想定した場合に希望するエンジンタイプは、「ガソリン車」(38.4%)が最も多く、僅差で「ハイブリッドカー」(36.6%)と続いた。また、2割弱ほどが「電気自動車」(17.2%)と回答し、わずかながら「水素自動車」(2.2%)という回答もあった。環境に優しいとされる車に一定の注目が集まっていると見て取れる結果となった。
運転免許を返納をしたい年齢を質問したところ、最も多かった年齢層は「75〜79歳」(27.4%)、続いて「80〜84歳」(23.6%)だった。あわせると過半数が「75〜84歳」に返納したいと回答し、「85歳以上」は10.8%と、比較的少数派だった。一方で、8人に1人以上は何歳になっても「返納するつもりはない」(13.4%)と考えていることが明らかになった。
2022年5月より高齢ドライバーの手数料の改定や「運転技能検査」が開始される。同社は、それに伴って免許返納への意識はさらに高まると推測している。
調査は1月17〜20日、免許取得経験がある30〜70代の男女500人を対象にインターネットで実施した。
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