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「相鉄・東急直通線」2023年春開業 巨大ネットワークで東京の交通はどう変わるのか?都心が、ぐっと近づく(6/6 ページ)

相鉄・東急直通線の2023年3月開業が正式発表された。相鉄と東急の直通で誕生する巨大ネットワークは、単に都心にアクセス可能になるだけではない。

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東京メトロの新線計画が巨大ネットワークに接続

 東京メトロ南北線や都営三田線は、白金高輪で2つの路線が一緒になる。その関係で、白金高輪止まりの列車がある。これは惜しい。

 しかし1月28日、東京メトロは南北線の白金高輪〜品川間の鉄道事業許可を申請したと発表した。30年代に開業するという。品川は羽田空港に向かう京急電鉄のターミナルであり、今後リニア中央新幹線のターミナルとなる。相鉄とは直接関係はないものの、都心部から品川へのアクセスが向上する。


東京メトロの計画路線図(出典:プレスリリース)

 あわせて鉄道事業許可を東京メトロが申請したのは、有楽町線の豊洲〜住吉間の延伸である。こちらも、本記事で取り上げた巨大ネットワークの拡大である。

 相鉄・東急直通線が接続するネットワークは、今後も発展していく。相鉄が東急との直通で今度手に入れるネットワークは、単に都心にアクセス可能になるだけではなく、さらに大きな何かを引き寄せる未来を感じさせるものである。

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