イオン九州、「イオン島原ショッピングセンター」を3月18日にオープン:行政サービスも提供(1/2 ページ)
イオン九州は、長崎県島原市に「イオン島原ショッピングセンター」をオープンする。食料品コーナーや専門店のほか、島原市初の商業施設内窓口となる「しまばらん窓口 とるっと」を設置し、行政サービスを提供する。
イオン九州は3月18日、長崎県島原市に「イオン島原ショッピングセンター」をオープンする。食料品、衣料品売り場に加え、専門店ではドラッグストア「ウエルシア薬局」が長崎県に初出店。さらに島原市初の商業施設内窓口となる「しまばらん窓口 とるっと」を設置し、行政サービスを提供する。
同店は「“あなたのくらしの真ん中に。”みんなが集まる情報ステーション」をコンセプトに、島原に暮らす人々の中心となる場所、情報発信の場所となるショッピングセンターを目指す。
行政サービス窓口の「しまばらん窓口 とるっと」では、住民票、戸籍謄抄本などの各種証明書をはじめ、印鑑登録やパスポートの申請受付が可能。営業時間は午前10時〜午後7時で、年末年始を除く同ショッピングセンターの営業日であれば利用できる。
店内には、「南島原イオンの里山」植樹常設環境展示ブースも設置する。イオン環境財団は南島原市とともに、水源涵養(かんよう)と低下した災害防止機能を取り戻すことを目的に、南島原市南有馬町上原地区において2010年から3年間で5万5000本の植樹活動を行ってきた。21年にイオンの里山第一号として認定されたこの取り組みの様子を、同ショッピングセンター内の常設環境ブースで展示する。
コミュニティースペースでは、カルチャー教室やワークショップなどのイベントを開催し、地元住民の出会いや活動の場を提供する。島原市内の指定の停留所を運行するコミュニティーバス「たしろ号」が同ショッピングセンターの駐車場内にも停留する。
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