調査リポート
ハイブリッド勤務者の74%が「寝ても疲れがとれない」 味の素の調査(1/2 ページ)
直近3カ月以内の睡眠に不満や不安など課題を感じている20〜50代に、「ハイブリッド勤務が抱えている課題」の調査を実施。「日中、眠気を感じる」と答えた割合が最も高かったのは、「ハイブリッド勤務で出社が週3日程度の人」だった。
味の素は出社とリモートを繰り返すハイブリッド勤務で、直近3カ月以内の睡眠に不満や不安など課題を感じている20〜50代を対象に、「ハイブリッド勤務が抱えている課題」の調査を実施した。その結果、「日中、眠気を感じる」と答えた割合は、出社週3日の人が最も高かった(74.9%)ことが分かった。
「起床時、すっきり起きられる」(11.5%)と答えた割合も最も低く、ハイブリッド勤務で睡眠の悩みを感じている傾向が見られた。
睡眠に関する悩み
睡眠に関する悩みを聞いたところ、ハイブリッド勤務者は「寝ても、疲れがとれない」(74.0%)、「休日は平日よりも、長時間眠る」(67.1%)、「日中、眠気を感じる」(67.1%)、「夜間、眠っている途中に目が覚める」(64.0%)などの割合が高く、睡眠の課題を複数抱えていることが分かった。
さらに、「起床時、すっきり起きられない」人が57.9%、「睡眠時間は足りていない」人が56.2%、「眠りが深くない」人が52.8%と、睡眠の質も量も十分ではないと答えた人も半数を超えていた。
睡眠の改善意向も高く、「良い睡眠で疲労を取りたい」と答えた人は91.2%、次いで「よい睡眠でパフォーマンスを上げたい」は90.2%、「ストレスを減らして、良い睡眠をとりたい」は89.7%など、どれも9割に近い人が睡眠を改善したいと答えた。
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