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“コンビニの新商品”でチェックするモノ 「ドリンク」や「カップ麺」を抑えた1位は?ネオマーケティング調べ(2/2 ページ)

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行う、ネオマーケティング(東京都渋谷区)が、「コンビニの新商品」についてのアンケート調査を実施した。

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購入を決めていた商品がなかった場合はどうする?

 では、購入しようと決めていた商品がなかった場合はどうするのだろうか。普段の自身の傾向として最も多いものを回答してもらった。

 「そのカテゴリの他の商品を購入することが多い」と回答した割合は、「清涼飲料水」(81.0%)、「アルコール飲料」(77.3%)、「カップ麺・インスタント食品」(78.8%)、「お菓子」(75.7%)の全カテゴリにおいて7割以上にのぼった。

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購入を決めていた商品がなかった場合、7割以上は同カテゴリの他の商品を購入している(ネオマーケティング調べ)

 1都3県・2府2県での回答を比較すると、「清涼飲料水」は、関東在住者(77.2%)よりも関西在住者(93.0%)のほうが代替商品の購入に積極的であることが分かった。また、「アルコール飲料」も関西(83.4%)は、関東(75.4%)を上回る結果だった。

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「購入しようと決めていた商品がなかった場合の行動」関東、関西別での結果(ネオマーケティング調べ)

約半年のうちに発売された新商品で覚えているもの

 2021年9月以降に発売された新商品の中で覚えているものについて、「その具体的な新商品名」を自由記述で尋ねた。

 具体的な新商品名を回答できた割合は、「清涼飲料水」が17.0%、「アルコール飲料」が16.0%、「カップ麺・インスタント食品」が14.0%、「お菓子」が17.0%と、全カテゴリで20%を下回ったことが分かった。

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約半年のうちに発売された新商品で覚えているもの(ネオマーケティング調べ)

 同社は「指名買いユーザーとの両立を図るには、指名買いされる定番商品と新商品の棚を明確にすみ分けることが必要かもしれない。買い続けられる商品か、もしくは一時的な商品か、消費者が一見して分かるような棚割りが理想的だ」とコメントしている。

 調査は、同社が運営するアンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターのうち、コンビニを週1回以上利用する、1都3県・2府2県に在住の400人を対象に実施。対象は20〜69歳の男女で、インターネットにて行った。期間は3月2〜4日。

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