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那覇市壺屋にカプセルホテルがオープン ワーケーション需要を狙う(2/2 ページ)

「CABIN&HOTEL CONSTANT NAHA」が那覇市壺屋に開業。パーソナルスペースとしてプライベート空間を満たしたミニマムな設計。コロナ禍で増えたワーケーション利用などの需要を狙う。

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無料の男女別大浴場も用意

 女性専用フロアにはシャワーブースのほか、無料で使える男女別の大浴場も用意。サウナや外気浴ができるテラスも完備した。


大浴場

サウナ

外気浴ができるテラス

 1階は、デッキテラスがあるコミュニティスペースで、テーブルにはプライベートコンセント、USBを用意。電子レンジやポット、トースターも利用できるようにした。休憩スペースには65インチのテレビやマンガも用意している。


コミュニティスペース

 同社は、開業記念の宿泊プランを用意した。CABINは1人1室の利用で2100円から販売する。他にハリウッドツインテラスルームは2人1室で6600円から、コンフォートツインは3人1室で6840円から、ファミリーテラスルームは6人1室で1万4040円から提供。長期ステイのプランも用意した。

 那覇市には高価格帯のホテルのほかに、アパホテルやMr.KINJOグループ(那覇市)など数千円で泊まれる低価格のホテルが多数存在する。ネームバリューを考えれば先行しているホテルチェーンの方が一歩リードしており、利用者の視点でみれば何らかのメリットがなければ選ぶ理由を見いだせないだろう。

 CABIN&HOTEL CONSTANT NAHAは、その中に分け入って観光客を獲得できるのか。コミュニティスペースや大浴場、サウナなどの差別化施策が奏功するかで明暗が分かれそうだ。


休憩スペース
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