ニュース
東海道新幹線「のぞみ」に「子ども連れ専用車両」 GW期間中、JR東海が再び導入:家族連れのニーズ
JR東海がゴールデンウイークの期間中、「のぞみ」の一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を導入する。子連れの乗客が周囲に気兼ねなく、旅行などの長距離移動に使えるようにする。
JR東海は3月25日、ゴールデンウイークの期間中、東海道新幹線「のぞみ」の一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を導入すると発表した。子連れの乗客が周囲に気兼ねなく、旅行などの長距離移動に使えるようにする。
期間は2022年4月29日(金・祝)〜5月28日(日)。1日片道1〜2本、合計31本に専用車両(のぞみ6号車)を設ける予定だ。
ジェイアール東海ツアーズの旅行商品として3月25日に発売した。大人1人以上と小学生以下の子ども(乳幼児含む)1人以上から、申し込みを受け付ける。料金は、東京・品川駅〜新大阪駅 の場合だと、大人が1万3500〜1万4500円、子どもが7000〜7200円。
JR東海は、家族連れの利用を促すキャンペーン、施策を相次いで打ち出している。昨年12月には、のぞみの子ども料金を実質無料にするキャンペーンを展開。今年2月にも、のぞみの一部列車にお子さま連れ専用車両を導入していた。
関連記事
- 次の「新幹線」はどこか 計画をまとめると“本命”が見えてきた?
西九州新幹線開業、北陸新幹線敦賀延伸の開業時期が近づいている。そこで今回は、新幹線基本計画路線の現在の動きをまとめてみた。新幹線の構想は各県にあるが、計画は「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」として告示されている。これと費用便益比、各地のロビー活動の現状などから、今後を占ってみたい。 - 新幹線だけじゃない! JR東海の「在来線」はどうなってるのか
JR東海といえば「東海道新幹線を運行する会社」「リニア中央新幹線を建設する会社」というイメージが強い。報道も新幹線絡みが多い。しかしほかのJR旅客会社と同様に在来線も運行している。そして「新幹線ばかり優遇して、在来線の取り組みは弱い」という声もある。本当だろうか。 - ドラえもんがつくった地下鉄は公共交通か? ローカル線問題を考える
『ドラえもん』に「地下鉄を作っちゃえ」という話がある。のび太がパパのためにつくった地下鉄は公共交通と認められるか。この話をもとに、公共交通になるための過程、利用者減少から撤退への道のりを考えてみたい。 - ベックスコーヒーに「月27.7回」も! JR東日本のサブスクは、どのように使われたのか
7月から8月にかけて、JR東日本がサブスクを展開していた。カフェを利用できたり、そばのトッピングができたり、シェアオフィスを使えたり。結果、消費者はどのように使っていたのだろうか。データを見ると、おもしろい結果がでていて……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.