調査リポート
外食意向「当分は様子を見て控える」が32.5% 歓迎会の実施率は8.2%(2/2 ページ)
外食の現状や消費者心理調査。コロナ禍前と比べて、現在までの外食頻度の変化を聞いたところ、「当分は様子を見て外食を控える」と答えた人は32.5%だった。
職場のメンバーとの飲み会に期待することは?
3圏域居住者(首都圏、東海圏、関西圏)に、職場のメンバーとの飲み会に期待することは何か聞いた。1位は「コミュニケーシ ョンの場」(55.3%)、2位は「個人では行けないような店、料理を味わう」(29.8%)、3位は「職場の結束力向上」(21.1%)だった。
16年調査では選択肢になかったが、「コロナ禍で貴重になっているリアルに会える機会」は10.2%と6位に入った。性年代別では、40代以下の女性と30代男性で「個人では行けないような店、料理を味わう」と答えた割合が高く、メリットを感じる人が多いようだ。
過去1年間に実施された職場の飲み会状況
3圏域居住の有職者に、過去1年間に実施された職場の飲み会状況を尋ねた。主要な行事では「歓迎会」(実施率8.2%)、「送別会」(同6.3%)、「忘年会」(同13.7%)と16年調査と比べ実施率は大幅に減少。また「不定期でこれといった理由のない飲み会」(13.7%)は16年調査と比べ減少割合が低く、忘年会と同程度の実施率だった。
性年代別では、20代男性で「忘年会」が28.6%、「不定期でこれといった理由のない飲み会」が22.9%など、他の性年代よりも実施率が高かった。
今回の調査は、全国47都道府県に住む20〜69歳の男女を対象に、インターネットで実施した。期間は2月18〜20日、有効回答数は1034人(男性517人、女性517人)。
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