インタビュー
浅草で142年続く「すき焼き店」を事業承継 老舗が決断に至った背景とは?:コロナ禍で閉店(6/6 ページ)
外食事業会社WDI GROUPは、創業142年を誇る浅草のすき焼き店「ちんや」の暖簾(のれん)を承継した。新型コロナウイルスの余波が経営を直撃し、21年8月に閉店を余儀なくされた。しかし、伝統あるすき焼き文化を絶やしてはいけないとWDIが事業を受け継ぎ、場所を移転して再オープンすることとなったのだ。
“七代目”の経営手腕が問われる
デフレマインドの定着によって、飲食業界は1円をどう削るかで勝負してきたところがある。その結果、従業員の待遇が悪くなり人員がなかなか定着しないという副作用も出た。
清水社長は「非日常の食、ハレの時に食事をする際、今後は客単価も上がるけど、その代わりに満足度も上げるようにしたい。楽しいコト消費を実現させていきたい」とも話す。
最近は世界情勢の変化と、円安進行によってインフレ傾向になっている。かつ今やDNA化した日本人のデフレマインドがあり、給料が上がらない日本人は、1円単位の価格変動に敏感になっている。まさに“七代目”の経営手腕が問われると言っていいだろう。
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