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ガラスに貼れる透明な吸音パネル イトーキ、落合陽一さんの「PxDT」が共同開発(1/2 ページ)
イトーキは、落合陽一さんが代表を務める視聴触覚のデジタル技術を創出するピクシーダストテクノロジーズと共同で、透明な吸音パネル「iwasemi™ HX-α」を開発した。
オフィス家具などを手掛けるイトーキは、落合陽一さんが代表を務める視聴触覚のデジタル技術を創出するピクシーダストテクノロジーズ(PxDT、東京都千代田)と共同で、透明な吸音パネル「iwasemi™ HX-α」を開発した。Web会議の際にオフィス内に起こる反響音の問題を解決し、快適な空間を提供する。
同商品は、PxDTの音響メタマテリアル技術とイトーキのデザイン・設計技術を掛け合わせることによって生まれた、ガラスに貼れる透明吸音パネルだ。リモートワークの急速な拡大やオフィスが少人数利用の狭小方式へシフトする中で、ガラスに囲まれた空間につきまとう反響音を解決するべく共同開発に至ったという。
音響メタマテリアル技術にPxDT独自の吸音設計技術を応用した吸音材の「iwasemi™(イワセミ)」を導入し、素材の選択自由度と加工自由度の高さが特徴の透明な樹脂による吸音構造を実現させた。iwasemi™の適用シーンは、工事、建材、什器、鉄道、自動車など多様な分野にわたる。iwasemi™吸音材には「吸音周波数特性の柔軟性」「高い吸音率と薄型化の両立」「素材の選択自由度と加工自由度の高さ」という3つの特徴があるという。
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