ニュース
キッズ需要が55倍に! 10年で激変した「脱毛市場」に迫る:親が子どもに(1/5 ページ)
美容の低年齢化が進むなか、脱毛サロン「エピレ」では、7〜15歳の女性を対象にした「キッズ脱毛」が飛躍的に向上。2011年のオープン当初からの10年で、新規顧客に占めるキッズの割合は約55倍になっているという。ここ10年で脱毛市場は、どう変化しているのか。
美容の低年齢化が進むなか、脱毛サロン「エピレ」では、7〜15歳の女性を対象にした「キッズ脱毛」が飛躍的に向上している。2011年のオープン当初からの10年で、新規顧客に占めるキッズ(7〜15歳)の割合は約55倍になっているという。
キッズ脱毛のボリュームゾーンは10〜12歳の小学校高学年で、夏場などに露出する機会が増える「腕」や「足」の部位を脱毛する顧客が多いという。男性の美容意識も高まり、医療脱毛を提供するリゼクリニックのアンケート調査では、男子高校生の8割が「体毛が気になる」と回答。無人で運営する低価格の「セルフ脱毛店」も都内を中心に増えている。
ここ10年で脱毛市場は、どう変わったのか。「エピレ」の広報担当者への取材やアンケートデータをもとに考察する。
関連記事
- ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - 丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
またまた炎上した。丸亀製麺が讃岐うどんの本場・丸亀市と全く関係がないことである。このネタは何度も繰り返しているが、運営元のトリドールホールディングスはどのように考えているのだろうか。筆者の窪田氏は「讃岐うどんの看板を下ろしたほうがいい」という。なぜなら……。 - タピオカブームは終焉しても、ゴンチャの店がどんどん増えている理由
タピオカブームは終わった――。コロナ前はものすごく人気があって、店はどんどん増えていったのに、いまはどんどん閉店している。そんな状況の中で、タピオカを扱っている「Gong cha(ゴンチャ)」の店は増えているのだ。その理由を分析したところ……。 - 真っ先に変えるべきは日本人の「思考」 オードリー・タンが貫く「透明性」と「多様性」
新型コロナの封じ込め戦略など、台湾の存在感が抜きん出ている。その中心人物として活躍しているのが、デジタル担当政務委員大臣のオードリー・タン氏だ。コロナ禍を通じて、日本が台湾に学ぶべきことは何か。 - ローンチ5日で完売に! 日本発の「スマートリング」が期待されるワケ
スマートリング「SOXAI Ring(ソクサイ リング)」の売れ行きが好調だ。クラファンのマクアケで販売したところ、わずか数日で個人向けの単体商品は完売となり、団体向けの10個セットも3月下旬時点で残り2つのみ。同製品を開発した「SOXAI」に、売れている理由を聞いたところ……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.