ワークマン、銀座に「女子店」初進出 家賃が超高いのに1年目から「大幅な黒字」が見込める理由:Web限定アイテムも並ぶ(1/3 ページ)
ワークマンは4月28日、東京・銀座の商業ビル「イグジットメルサ」5階に#ワークマン女子を出店した。同社が「長年の“悲願”だった」と話す銀座店は「旗艦店」との位置付けだ。
ワークマンは4月28日、東京・銀座の商業ビル「イグジットメルサ」5階に#ワークマン女子を出店した。同社が「長年の“悲願”だった」と話す銀座店は旗艦店との位置付けだ。周辺は、ユニクロやGUといったカジュアルブランドから高級ブランドの路面店までが並ぶ“激戦区”で、どのような店舗運営をしていくのだろうか。オープン前の店舗を取材した。
「#ワークマン女子」は、同社が展開する作業服を扱わない業態。店名に「女子」と付くが女性用アイテムだけでなく、ユニセックスや男性用、キッズサイズの商品も展開している。
イグジットメルサ店の店舗面積は約300平方メートル、売り場面積は約234平方メートルで、全342アイテムを取りそろえる。その内訳は女性向け33.6%、ユニセックス46.8%、男性向け13.2%、キッズ6.4%。ユニセックスもあわせると、60%は男性が着用できるアイテムとなる。
店舗正面には、銀座の街を意識して、シャツやスカートなど普段着として着用しやすい商品を並べた。このうち、「撥水ライトプリーツスカート」(1900円)は、同社初のプリーツスカートとなる。はっ水加工を施したことで汚れを付きにくくしたほか、小さくたためて持ち歩ける仕様とした。
また、「オーバーサイズ5分袖Tシャツ」や「オーバーサイズ半袖Tシャツ」(いずれも980円)といったTシャツにも同社ならではのこだわりがあるという。近年男性用の大きめのTシャツを着用する女性も増えていることから、サイズはS〜3Lまで幅広く用意。
半袖Tシャツの胸ポケットには、マスクを入れることを想定し、抗菌・抗ウイルス加工を施した。また、カラー展開もトレンドに合わせ毎月新色を投入している。
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