代々木公園がリニューアル スケートボードが利用可能なスペースを設備:テーマは「都市と公園を繋ぐ」
代々木公園が「公募設置管理制度(Park-PFI)」を活用し、リニューアルする。カルチャー表現の場として、公園内にスケートボードが利用可能なスペースを整備。環境配慮型の公園整備・運用を実施し、2024年春の供用開始を目指す。
東急不動産、東急、東急コミュニティーと、都市緑化および造園事業を展開する石勝エクステリア(東京都世田谷区)の4社は、「代々木公園整備・管理運営事業」として、代々木公園のリニューアルを行うと発表した。2024年春の供用開始を目指す。
同事業では、「公募設置管理制度(Park-PFI)」を活用する。Park-PFIとは、都市公園において飲食店や売店などの設置・管理を行う民間事業者を公募により選定する制度。事業者は、得られる収益を活用して周辺の園路や広場などの整備を一体的に行う必要がある。
「都市と公園を繋ぐ」をテーマに、緑の憩いとイベントなどのにぎわいが感じられる公園として、代々木公園と渋谷・原宿を有機的につないでいく。
渋谷・原宿の都市が持つカルチャーの表現の場として、公園内にスケートボードが利用可能な「アーバンスポーツパーク」、公園の中央にはイベント用の「にぎわい広場」など、さまざまな広場やテラスを整備。来園者が楽しめる公園空間を創出していく。
また、代々木公園でのランニングをサポートする「ランニングステーション」も設置する。公園内の広場を利用した「フィットネスイベント」の開催や、公園の緑の中での多様な食を楽しめる「フードホール」を設置をするなど、公園利用者の心身の健康を支援していくという。
緑を感じることができる植栽計画や広場設計に加え、壁面緑化や屋上菜園の整備、再生可能エネルギーの活用など、環境配慮型の公園整備・運用していく。
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